ニューヨーク郊外の美術館Dia:Beaconにいってきました。その1
Dia:Beaconの美術館内部はそれ自体がアートというような空間美を体験することができます。ただ残念なことに中は写真撮影禁止なんですよね…。
そこでウェブで公開されている写真から中の様子を少し紹介してみたいと思います。
入場するといきなりこのような巨大な空間が待ち構えています。(私が入場したときは展示されているのは別の作品でした)このような空間が美術館の中にいくつもあり、広い空間の中をひとつの作品が支配しています。
美術館の中に幾つもの作品が収容されているのではなく、ここでは空間自体が作品の一部であり、作品のために空間が存在しているかのようです。
まず気に入ったのがSol LeWittの作品。四方の壁が独特のパターンで描かれています。
Richard Serraの巨大な鉄のオブジェはこの美術館にとてもマッチしていました。その存在感や曲線の見事さにも驚かされたのですが、どのようにこれを組み立てたのか、この作品を設計して製造したり、この場所までどのように運搬してきたのかを考え出すと、ちょっと想像できないものがあります。
鉄板を持ってきて中で制作したんでしょうけど…でもどれだけ大変なんだ、これ!とそのかかったであろう労力に圧倒されてしまいました。(最近、引っ越ししたばかりなので重そうなものをみると、どう運ぶのかということばかり考えてしまいます)
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