Tuesday, June 30, 2009

アメリカの地デジ化

ひと足速くデジタルへの移行を終えたアメリカの地上波。

ケーブルテレビを利用している世帯が多いこともあり、あまり大きな混乱はなかったようです。

The day after the DTV transition


Officials said Saturday that more than 317,000 consumer calls were
made to the FCC on Friday, the highest number of calls the agency has
ever had in one day. But the agency was prepared with call centers
staffed 24 hours a day with a total of 4,000 live operators to answer
questions. Even though call wait times were higher during peak periods,
on average consumers had to wait less than five minutes for their call
to be answered.



デジタルへの移行に伴う問い合わせは31万7000件で、4000人のオペレーターで24時間対応したとのこと。電話が繋がるまでの平均待ち時間は5分以下ということですが、平均で5分だと結構待たされたかもしれないですね。

デジタル変換機の購入に使える40ドルのクーポン券が配布されていたいことで大きな混乱はなかったようです。日本もアナログ停波まで2年となっていますが、どういった救済策が用意されるのかまだ見えていないですね。エコポイントで薄型テレビの普及はどのくらい進んでいるのでしょうか。

私の今の滞在先である長期滞在者用のアパートメントではワイド液晶テレビがありますが、視聴できるのは普通のアナログ画質の放送。デジタルに切り替わったとはいえ、まだハイビジョン画質で視聴をしている世帯はそれほど多くないのかも。

ただブルーレイーのプレイヤーはかなり値段が下がってきています。家電量販店では110ドルといったブルーレイプレイヤーもでてきました。今年中に100ドルを切るプレイヤーがでてくるかもしれません。さらにMacや他のノートPCにもブルーレイドライブが搭載されるようになれば、一気に普及が進みそうです。

Monday, June 29, 2009

iPhoneはお金持ちの持ち物?

ニューヨークでは、同期からiPhoneはお金持ちのための携帯、という言葉を時々ききます。iPhoneを維持するためには毎月それなりに高額な支払いが必要です。日本と比べると決して高く感じないかもしれませんが、月々70ドルという金額はかなりインパクトのある数字。

ソフトバンクの場合は旅行などで日本にいなかった月などは3000円代で収まりますが、ダブル定額のようなものはないので、必ず70ドル以上とられてしまうというの痛いです。

プリペイド携帯が日本に比べて広く使われてもいますし、2年縛りでこれだけの金額を払い続けようという層はおのずと限られてきます。確かに社員では偉い人ほどiPhone率が高かったりも。

でも、そうした人が使っているのはiPhone用のアプリやiTunesではなく、もっぱらGmailとカレンダーだったりします。

Sunday, June 28, 2009

Time Capsule 500GBを購入

Time Capsule 500GBを購入しました。現在メインで使っているMacBook AirではHDD容量が不足していたので外付けHDDを使っていたのですが、必要な時に接続したり外したりのが面倒。またUSBポートが一つしかないMacBook Airの場合、外付けHDDを繋げてしまうと他のものがハブ無しには接続できないというのも厄介でした。

そこでTime CapsuleかNASの購入を検討していたのですが、一世代前のTime Capsuleが日本円で19000円以下となっていたので、購入してみました。旧機種のためデュアルバンドではないものの、無線LAN機能のみで18400円のAirMac Extremeベースステーションと比べて価格差はほぼないのでかなりのお得感。

FONの無線LANルーターがあるので、それとNASを利用してというのも考えていたのですが、二つ一緒に使えるのであれば配線がそれだけ不要になってスッキリもしますし、今よりは広めの部屋に引っ越すことになりそうなので、FONの無線だとちょっと接続品質も心配。気になっていたTime Capsuleのコストパフォーマンスの悪さも旧機種の安売りで解消されたのでTime Capsuleに。

今だとUSB端子がついて外付けHDDをNASに繋げれるようになったLa Fonera 2.0も出たので、それを買うというのも良い選択肢かもしれません。

La Fonera 2.0

Time Capsuleが届いて驚いたのが、その大きさと重量感。頭の中で想い描いてた以上でした。

手に取ってみると、かなりずっしりときます。

Mac miniより重いかも、と思って調べてみたところ、Mac miniは1.31KgでTime Capsuleは1.6Kg。なんとTIme Capsuleのほうが重たい。

AirMac Extremeと比べてみると、縦横がほぼ20cmのTIme Capsuleに対してAirMacは16.5cm×16.5cmで重さ735g。重さに至ってはほぼ2倍だから、やはり一回り大きく重く感じる訳です。

外付けHDDを今まで長期の旅行の際には持ち歩くことがあったのですが、これだとちょっと厳しそうです。外出先からTime Capsule内のデータを利用したいときはmobile meを使いなさいということなんでしょうね。

《在庫あり》Apple(アップル) Time Capsule 500GB [MB764J/A]

HotPepperのリニューアルがちょっと意外

HotPepperのウェブサイトとフリーペーパーが25日に共にリニューアルしています。

驚いたのが、ウェブサイトのほうがホットペッパーではなく名称をFooMooと改めた点。

『ホットペッパー』 が変わります!~グルメサイト ブランドチェンジ&クーポンマガジン キャラクター変更~

ホットペッパーといえばSMAPなどを利用したCMで知名度も高かったと思いますので、その名称を変えてしまうというのはかなりの思い切った決断であるように感じます。

FooMoo

foomoo.jpg

名称は変更となっていますが、URLのほうは今までどおりhotpepper.jpのようです。これは今までのリンク資産を重視したということでしょうね。リニューアルの理由としてはホットペッパーを利用する中心である女性ユーザーが宴会や、職場の人とではなく、主に友人や恋人とのために外食をする傾向が強くなったからということ。

ただエア焼肉や、北斗の拳を使ったプロモーションでは、ホットペッパーが弱いように思われていた男性層を取り込もうとしていたようにも見受けられますし、その戦略がうまくいかなかったということなのかもしれません。職場の宴会の利用ではぐるナビがガッチリと顧客を掴んでいたかもしれませんね。tabelogや30minのようにユーザーによるレビューを中心としたサービスも広がっていますし、競争は厳しそうです。

フリーペーパーのほうは表紙がスヌーピーになったということ。確かに当初はすぐにフリーペーパのほうが捌けると思うのですが、スヌーピーのブランドが強すぎて、将来的にはホットペッパーのブランドを破壊してしまうのでは?と思ってしまいます。

せっかく今までホットペッパーというブランドを積み上げてきたのに、これからは「スヌーピーのフリーペーパー」と認識されかねないからです。

また乙女男子には良いかもしれませんが、今までホットペッパーを利用していた数少ない?男性が逆に敬遠してしまわないかも心配です。

リニューアルをかけることによって、ご祝儀広告が営業しやすいと思うので滑り出しは良い効果がでるのでしょうが、今後が心配ですね。

特にウェブのほうは、今までホットペッパーで検索していた人が、FooMooという名称を認識しなくてはいけないので大変な気がします。今後サービスがどのように推移していくのか、興味深いです。

Saturday, June 27, 2009

マイケル・ジャクソンのオフィシャルのYouTubeチャンネル

YouTubeにMichael Jacksonのオフィシャルチャンネルがあったんですね。

YouTube michaeljakson's channel

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オフィシャルなので、10分以上ある長尺のスリラーのPVも切れ目なく観ることができます。全部で90本のムービーがアップされています。

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僕は子供の頃はあまりテレビを観てはいけないと規制されて育った子供なので、マイケルジャクソンのPVは家ではそれほど観る機会がなかったのですが、やはり感慨深いものがあります。

アメリカの文化が一番輝いていた80年代を象徴していた人だったように思います。この頃のアメリカは今とは違った雰囲気があったんだろうな。

こうして観てみると曲名は知っていなかったけど、当時よく耳にしていた曲が非常に多いことに驚かされました。
コンサート直前の死となりましたが、精神的にもすでに限界が来ていたのでしょうね。ご冥福をお祈りします。

ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン

スリラー25周年記念 リミテッド・ジャパニーズ・シングル・コレクション

佐々木俊尚さんの仕事の仕方が分かるノウハウ本を献本頂きました

もう献本頂いてから一ヶ月近くたつのですが、佐々木俊尚さんの仕事の仕方が分かる「ひと月15万字書く私の方法」という一冊。

ひと月15万字書く私の方法

ページ数が少なく、文字も大きめなので時間をかけずにさっと読める分量。興味がある部分だけにまとをしぼれば、立ち読みでもできなくないところだけれど、読み返して自分のスタイルに取り入れたいと判断できれば購入してみるといいかもしれない。

個人的には佐々木氏の仕事ぶりが想像できるようになったのが面白い。iGoogleの使い方が、自分とは全く異なっていたので面白かった。

iGoogleにはタブを作成して表示内容を切り分けることができるので、iGoogleの画面を個人用、仕事用と分けてしまうというのが佐々木氏のやり方。

このやり方だと仕事に集中したい時、プライベートでの利便性の追求と切り分けてブラウザのホーム画面を切り替えることができる。

PCで何でも管理できるようになってきたことで、逆に仕事とそうでない時間の切り替えがうまくできなくなってきているのだけれど、切り替えがうまくできるように工夫をすることを意識することが重要なのかもしれない。

今の倍の作業料、さらにその倍の作業量をこなそうと本気で考えた時にどんな工夫が必要か。ちょっとそのことについて考えてみた次第です。

Friday, June 26, 2009

マネタイズHacksで紹介されている取り組みがイマイチ。私が面白いと感じたマ ネタイズ手法

マネタイズHacksというネットサービスのマネタイズに関する記事があったので読んでみたのだけれど、イマイチで、あまり面白くなかったというのが正直な感想。

ネットサービスにお金を払ってもらうには mixiやpixiv、はてなの“手の内”

Hacksと銘うった割にはありきたりの事例が紹介されているだけで、これはマネタイズといえるのだろうか?というようなインパクトの小さな事例が多い。会場に実際に行ってみていないのだが岡田有花氏の取材記事でもあるし、現実にもそれほど目新しい話がなかったのではないだろうか。

特にマネタイズと言えるのか微妙と感じたのは、mixiの発表。mixiの都度課金は、重視をしているのは儲かるかどうかではない、と言っているけれど、それは儲かっていないことに対する方便なんじゃないかな?と感じる。

mixiの都度課金の事例はここで紹介されている年賀状サービスくらいしか広く認知されているものがまだなく、まだ成功するか未知数なサービス。まだ実験的な段階というところなのだろうけれど、マネタイズのhacksと銘打つには少し物足りなく感じる。

年賀状サービスもリアルであれば50円のところ48円からユーザーが送信できているわけで、これでは利益といっても微々たるものではないだろうか。

売り上げ的には70万人×48円で3500万近くても原価やコストを考えると利益は出ていないだろう。マーケティングやユーザーの活性化という意味では価値がある取り組みであると思うのだけれど、これをマネタイズの事例として上げるのは貧弱すぎるように思われる。

(追記:twitterで年賀状って98円じゃなかったけ?と指摘を頂きました。年賀状の価格は印刷代を含めて1通98円で、スポンサー広告つきの標準価格は48円。ということだったようです。そうすると、広告抜きで最大数千万円くらいの利益が発生している可能性はありますね。この内訳が気になるところ。参考記事:マイミクに送れる「ミクシィ年賀状」、サービス開始)

はてなの取り組みも評価されることだとは思うけれど、ストラップ限定50個限定で800円で完売したという事例も売り上げでいえばわずか4万円。

原価もかかっているし、これに関わった人の人件費を考えるとビジネスとしてははてなと感じてしまう。(うまいことをいいたかったわけではないですよ…)

ホットペッパーの広告一枠にも満たないような金額であり、マネタイズのhacksと言うにはどれも数字が小さすぎるのだ。

正直、利益ベースでいえば人気のある同人誌作家のほうがmixiの事例や、はてなの事例よりも遥かに多いだろう。企業のマネタイズ事例として考えるにはあまりにもスケールが小さすぎるし、広告以外の収益への模索は評価されるべきだけどhacksというには至らない昔からある手法でもある。

mixiの例でいえばユーザーがサービスに対して支払いする形だけでなく、例えばユーザーが有料会員になることで有料のコミュニティーを設立できるようにして、 ユーザーも収益が産み出せる形にすると面白いのではないか。

例えば、下記の記事ではヤフーの有料会員数が736万人と紹介されている。

無傷のヤフー、気がつけば広告の“覇者”、秘訣は既存媒体との共存《広告サバイバル》(3)

736万×346円で毎月27億近くもの収益が産み出されているわけだ。年間にすれば300億円以上。これこそがマネタイズだ。ヤフーの有料会員がこれだけ多い理由としてヤフーオークションの存在があげられるだろう。

ユーザーは不要品を処分することで会員費を払ってもそれ以上に利益が得られると考えるから、有料会員に登録する。この不景気で会員数の増加も好調なのではないかだろうか。

mixiでも上記のような取り組みを行うことで同様なことが可能なのだから、今のmixiはマネタイズに失敗している状態というのが正直なところの僕の感想。

 

ここで少し話が飛ぶのだけれど、僕がすごく面白いマネタイズ手法だな、と思ったもののひとつに旧ライブドアの中国への日本人の派遣事業がある。

ライブドアショックの1年前くらいにこんなサービスをライブドアでは行っていた。

・現地の中国人の給料相場の倍の報酬を払います
・中国への飛行機代、2年分の住居費を払います
・大連にある日本企業向けユーザーサポートセンターで仕事してね
・週の1/3は現地の学校で中国語の授業を受けられます
・1年経たずして日本に帰ったら、飛行機代や宿代は返してね
・中国での仕事が終わって日本に戻ってたら仕事を紹介します

細部は違うかもしれないけれど、大体こんな内容だった。中国インターンプログラムと銘打っていたように思う。

さて大連にあるユーザーサポートセンターでは、日本企業を始め各国向けのユーザーサポートのアウトソースを請け負っている。しかし日本語をはなせる中国人というのはそれなりに高キャリアであり、かなりな高コスト人材。

だから日本語を話せる中国人を雇うよりも、中国語を学びたい日本人を中国で日本人向けユーザサポート人材として雇ってしまうほうが安く抑えることが可能になるのだ。

確か、このプログラムで日本人に対して支払われる給与は月数千円というレベルのものでしかなかった。アウトソースの依頼先から受け取っている金額を考えると、相当な利益をあげることが可能だ。

また中国語を学びたいというモチベーションが高いパフォーマンスの高い人材を安価で得ることができる。こうして中国でもまれた人材が日本に戻ってきた時、ライブドアとしてはさらに収益のチャンスがうまれる。

中国で業務経験を積んだ、中国語が話せる人材として中国ビジネスに興味を寄せる各企業に高い手数料で人材紹介をすることができるのだ。

こうした目から鱗がでるようなビジネスの仕組みづくりがマネタイズであり、残念ながら記事の中で紹介されていたマネタイズの事例は、どれも通常のユーザー課金やその他の枠組みをあまり越えるものではないように思う。

損益分岐のラインを越えて、後はサービスをまわすだけで収益がどんどん増えていく仕組み。それこそがマネタイズといえるのだã
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Thursday, June 25, 2009

社長からのもの言わぬプレッシャー

今週は、僕が今働いているリンクシェア主催による東海岸では年の一度のイベントLinkShare Symposium Eastが行われました。

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日本から三木谷社長も来てスピーチをしていました。

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会社に戻って仕事をしていると社長からのお土産ということでこんな新刊をもらいました。

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しっかりと宛名が書かれたサインが…。物言わぬプレッシャーですね(苦笑)。悪い事はできませんね頑張りますです。

本のほうは少し読み始めましたが、読みやすくてなかなか面白いです。中谷彰宏風と言えばイメージしやすいかと思いますが、ひとつの見出しについて数ページ、その内容が掘り下げて書かれているのでテンポ良く読み進めていくことができます。

まだ出版前のようですね。楽天ブックスで予約を受け付けていました。

【予約】 成功の法則92ヶ条

Tuesday, June 23, 2009

久々の晴れ間のNY

ここのところ、曇りか雨が多いNY。昼間は少し晴れ間も見えたり、見えなかったり。

この前の週末も朝は少し雨が降っていたので、アパートでゴロゴロ。

お昼に少し晴れて来たので少し出かけてきました。

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この後、T4を観に。こちらだとTreminator Salvationというタイトル。

映画館で上映されているフィルムがスクリーンに収まっていなくて、上辺、左辺、右辺がはみ出ているというお粗末な映画館でした(苦笑)。

いちおうamc theaterという大手チェーンだったのですが。

映画の内容はまぁ、可もなく不可もなく。映像は奇麗だったけど、FPSのゲーム画面みたいという評判がそのまま当てはまる感じ。演出的な驚きはあまりなかったかなぁ。カメラの上下を状況によって反転させたりとうまく使ってはいたけれど。

この後、夜には雨が土砂降りでした。しばらくするとまた小雨状態に。最近は、そんな空模様です。

折りたたみ傘のKnirps Fiber Y-1が活躍中。雨が多い今のNY

ここ数週間のNYは雨が止んだり、降ったりの繰り返し。晴れ間を見せていたかと思うと夜には降ったりしています。まるで山のような変わりやすい天気。

そこで折り畳み傘を持ち歩くことが必要になってくるのですが、Knirps Fiber Y-1という傘が大活躍しています。

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iPhoneと比べてみてもかなりコンパクト。重さは220gなので、iPhoneの2倍弱。

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生地が速乾性なのですぐに乾きますし、多少湿っているくらいなら付属のケースに入れてしまえば、安心して鞄の中に入れることもできます。

この傘の良さであるドイツメーカーならではのコンパクトなのに丈夫という信頼性はもちろん嬉しいのですが、それ以上に気に入ったのが折り畳むと長方形になるところ。

普通の折り畳み傘って丸くなるのですが、長方形に折り畳まれるので鞄の中に入れていてとても納まりが良いのです。

ということで、かなり重宝しています。


【送料無料】クニルプス「Knirps Fiber Y1(KNF870) 日傘兼折りたたみ傘」

Monday, June 22, 2009

PokéDia ver1.4 for iPhone OS3.0 リリース準備中です。

iPhone/iPod touch用日めくり手帳アプリPokéDiaのver1.4を現在申請中です。

iPhone OS3.0の目玉機能であるコピー/ペーストに対応しています。

申請が通過してアップデート可能になるまで今しばらくお待ちください。

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Saturday, June 20, 2009

海外で働くといいのは日本が進みすぎているから

少し極論で書いていますが、海外で働くことのメリットのひとつに海外が進んでいるからではなく、日本が進みすぎているから、もしくは日本国内での競争が過当競争すぎるからということがひとつあると思います。

日本がダメだから逃げ出すわけではなく、その方が自分の価値をより最大化できるからそうするわけです。


日本のサービスレベルはもちろん、働く人の能力は総じて非常に高いです。ですが高すぎるが故にそこで高いパフォーマンスを出し続けていくのは生半可なことではありません。

例えば、海外では最高点100のうち、平均60くらいのアウトプットが平均であったりするところ、日本では90が平均だったりします。

その日本で90の平均点を1つでも高くなるように、100に限りなく近づくように努力するのはかなり神経を費やすことです。

ですが平均60の世界で日本にいる時に比べ力を抜いて80のアウトプットを出したとしても非常に評価されたりします。そうすると、日本にいる時以上に頑張ろうという気持ちになり、力を抜いていても100に近い力が出せるようになったりすることも起こります。

 

もちろん全ての面で日本が進んでいるわけではなく、海外のほうが進んでいる面も多々あります。しかし日本人として持つ優れた資質は、日本においてはほとんど評価されることはありません。かなり高いレベルが維持できていたとしても日本の中ではマイナスに評価されることもあります。

しかしそうした日本では評価されない当たり前の資質が海外では高く評価されたりするわけです。

日本では怠け者の部類に入る僕が、海外に来ると働き者と評価されたりするわけです。

アリの中で働きもののアリだけを2割だけ集めると、その中で働きもののアリは2割だけになってしまうという有名な話がありますが、日本にいるということは近しい属性を持った人たちの中で激しく競争をしている状態だったりするわけです。

そうした世界の中で、少しだけ他者より抜きんでるために努力するよりも、全く違うフィールドでのほうが自分としての個性や強みが発揮しやすかったりします。

「きわめて短時間にそこそこの成果を上げる人間」の取説とその弱点という記事が少し前に注目を集めましたが、ある事柄において短時間にそこそこの成果を上げる人間が多いのは、全員がそのことに対して最適化されているからだったりします。

まったく違う環境であれば、そこそこの成果が、そこそこでなく高く評価されたりします。

もちろん住む場所が違えどプロの世界は厳しいものであり、天才という魔物が住む世界はそこそこの努力では到達できない世界であることに違いありません。

しかし豚もおだてれば…の話ではないですが、自分がおだてられたほうが伸びやすい人間だと思うのであればかなりの努力をしてもほとんど評価されない世界よりも、そこそこの努力でも評価される世界に身を置くことは一考に値するかもしれません。

もちろん日本のような競争が激しい世界に身を置いていたからこそ個人としての能力や平均値が上がったのであり、そうした環境があるからこそニコニコ動画の世界に溢れる優れた才能の無駄使いが生まれてきたりするわけでもあったりします。

Friday, June 19, 2009

NYの大学の夜間MBAコースを受験しています。

今後しばらくニューヨークで働きます。正直、英語がさほど苦にならないのであれば、海外で生活するほうが日本で生活するよりもゆとりがある生活がしやすいのではないかというのが、幼少時から今まで海外に滞在してきてもうところです。

特にニューヨークは先進国にある、東京に近い都会であり、日本語のフリー新聞も発行されていれば、ユニクロ、無印、紀伊国屋書店、吉野家、ブックオフの支店もあり、日本人としてあまり不自由なく暮らすことができます。

ただ逆にこのような恵まれた環境にいると、何も成長せずに無為にその時間を費やしてしまう危険性もあるのも事実。せっかくのニューヨークでの滞在ですから、ここならではのことを何かしてみたいと考えています。

 

そこで考えたのが夜間にニューヨークにある大学に通うことです。ニューヨークにはレベルの高い大学が揃っており、社会人として教育を受けるには非常に恵まれている場所のひとつです。

調べてみたところ、ニューヨーク市立大学バルーク校のMBAコースが、内容のわりにコストパフォーマンスが非常に良いことが分かり、ここを受験してみました。

ニューヨークへの赴任がほぼ決まってから、出願期間まで1ヶ月を切っていましたので、一ヶ月足らずでGMAT、TOEFLといった試験に申し込み、一夜漬けをして受験をし、なんとかギリギリに申請することができました。

ほとんど準備をできずの本番一発受験でしたが、テストの結果はなんとか過去合格者の平均点を越えることができました。

果報は寝て待てではないですが、今結果を待っているところです。

 

準備期間がほとんどなかったので、受験してみるべきかどうか少し躊躇してみたのですが、半年後にはどのような状況になっているか分かりませんし、機会があるときに挑戦してみるべきだと思い、そのまま挑戦してみることになりました。

MBAの取得は決してコストパフォーマンスが良いとは思っていなかったのですが、ニューヨーク市立大学バルーク校の場合、より著名であるニューヨーク大学やコロンビア大学に比べて学費が半額以下であり、また私費留学で留学する場合には、勉強している間の給与所得が無いという大きな機会損失もあります。学費以外にも生活費だけでも相当なものとなります。

そうした苦労を重ねての挑戦と比べ、かなり恵まれた状況で挑戦することができるということと、キャンパスもオフィスから徒歩5分程度ということが最終的には自分の決断に背中を押してくれることになりました。

果たしてニューヨークで9月から夜間MBA通学することになるのか、どうか、今月中には結論が分かるのではないかと思っています。

MBAが会社を滅ぼす

ハーバードMBA留学記

Wednesday, June 17, 2009

Wiiの朧村正いいゲームです。売れていないとゲームメーカーの社員が嘆いてい ますが。

ゲームメーカー、マーベラスエンターテイメントの子会社、マーベラスインタラクティブの社員が、自社のゲームが売れていないとブログで嘆いているのが話題になっています。

魂の叫び、切なる願い

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マーベラスエンターテイメントさんとは、残念ながら形にならなかったもののプロジェクトのお話を昔の職場でさせて頂いていたことがあります。

なかなかゲームの販売が厳しいようです。


ノーモアヒーローズ、わくわくアニマルマーチ、ルーンファクトリーF、
朧村正、アークライズファンタジア、etc


どのソフトもギリギリの時間と予算の中で、制作者・開発者ともに精魂
込めて作り上げ、胸を張って世に送り出したタイトルたちです。
人に趣味嗜好があるのは世の常、それだけに全員が、というわけには
いきませんが、普通のソフトに比べると満足していただいている購入者の
割合はものすごく高いという自負がありますし、実際にどれもすばらしい
評価をいただきました。


でも不思議なんですよね。これは本当に不思議。
全部のタイトルが同じような出荷本数です。しかもそんなに高くない。
もう本当に涙目。泣きそうです。夢にも出てきます。

 この中で、朧村正というゲームは友人の家でたまたま遊んでみたことがあります。

正直、全くきいたことがなかったゲームですが、久々に夢中になったゲームとなりました。

朧村正
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ゲームの内容は横スクロールのアクションゲームです。江戸時代を背景とした世界観で、剣士として敵を倒していきます。操作はWiiならではというものではなく、従来のコントローラと同じような操作をする割とトラディショナルなゲームです。

ですが、遊んでみて、その爽快感に驚かされました。画面を高速に移動しながら敵をバッタバッタと切り倒していく。その感覚はアクションRPGの名作「イース」を初めてプレイした時のような気持ちよさがあります。

グラフィックは3次元ではない2次元ですが、丁寧につくりこまれていて世界観が魅力あるものに仕上がっているのもイース同様です。

世界を高速に移動しながら、街や草原、建物の中と、様々な舞台を探検していくという楽しみ。通常のRPGとは違って、高速に移動することによって生まれてテンポの良さ。

初めてイースというゲームをプレイしたときに感じたような、今のゲームでは失われていた気持ちよさを感じることができる良作です。

 

ですが、どちらかといえばWiiならではというよりも、古きゲームの流れを正統に進化してきたというソフト。そのためWiiのユーザーにはあまり受けがよくなかったのかもしれません。

それでも僕はこのゲームを遊ぶためだけにWiiを買ってみてもいいな、と思いました。(でも、僕も偶然遊んでみるきっかけがなければ、知ることはなかったソフトだと思います)

下記のムービーを観るだけでもその雰囲気が少しは伝わってくるかと思います。

僕が自信を持ってお薦めできる一本です。

【Wii】 朧村正(おぼろむらまさ) RVL-P-RSFJ

 

Monday, June 15, 2009

Virgin Mega Storeも閉店:小売店の閉店が続くNY

ユニオンスクウェアでは大型店舗だった2月に閉店したcircuit cityに続いて、先月までは普通にオープンしていたVirgin Mega Storeが今日行ってみたら閉店していました。

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この週末に90%オフで在庫を全て処分したようです。タイムズスクウェアにあったVirgin mega storeは先にすでに閉店していたようです。

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すぐ隣には2月に閉店してしまったcircuit city。

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この他の場所でも店舗用物件の空きが目立つように感じます。

不景気だけでなく、小売りの流通が大きくネットにシフトしている影響もあるでしょうが、確実に時代が変わりつつあるのを感じます。膨大な店舗用物件のニーズの受け皿は今後うまれてくるのでしょうか。シュッター通りが増えている日本の地方都市にも共通する深刻な課題です。


Saturday, June 13, 2009

日本のWebが残念なのはWeb2.0が流行で終わったから

今月は梅田望夫氏が日本のウェブが残念、という取材記事への一言から、そうだのそうでないのブログ界隈で議論が盛り上がっていた様子。

日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3)

一言書こうかなぁ、と思っていたらあっという間に時間が過ぎてしまった。

まず思ったのがアメリカのウェブが本当に進んでいるのか?ということ。

正直行ってアメリカの中でもSNSがビジネスのインフラになっているか?というと、シリコンバレーでは確かにそうなのかもしれないけれど、その他の地域ではそうではない気がしている。

IT業界以外の業界の人のSNSへの参加率はまだまだ低いのが米国での(特にシリコンバレー以外では)実情だというのが私の実感。一応NYにあるIT系に属する会社の中で働いているわけだけれど、全員がFacebook等に参加しているかというと、そうでもなく、ごくごく一部。ブログを書いている人となるとさらに少なくて、僕が一番書いているくらい。

同僚とランチ行ったときも「Facebookやってる?一応入っているけど、何も書いてないよね?」という会話になった。この辺り、ブロガーというのが特殊な人種と考えられている?日本とあまり温度感は変わらない感じ。

twitterのユーザーもそれほどは多くなく、フォロワー数が600を越えているの僕のものを除けば、会社アカウントとして使われているtwitterしかない。

アメリカは日本以上に、階級社会、学歴社会、人脈がビジネスで重要という面があり、SNSが日本よりもインフラ色が強いのもそうした影響がある故ではないかと思う。実社会がギルド的同業者コミュニティーの面があるため、自然SNSにもそうした面が現れているだけであり、これが梅田氏の好みとして一致はしていてもそれはネットの先進性とは無関係のものではないだろうか。

ただ、日本の場合は企業のネットへの取り組みや姿勢がオープンになっておらず、遅れているのでは?と感じるのは確か。アメリカでも全ての企業がオープンなわけではないし、IT系やメディア系の企業を除くとそもそもオープンにする材料がそんなにあるわけではないのだけれど、アメリカではWeb2.0が一つの変化として確実に企業側も変えていったのに対して、日本ではWeb2.0がひとつの流行として受け止められ、それが流行として過ぎ去ってしまったという感は否めない。

ニューヨークに来てみて思ったのは、ここをアメリカと呼ぶには憚れるほどアメリカの中では特殊な場所で、むしろ東京に近い場所であるということ。同じようにシリコンバレーもアメリカの中でかなり特殊な場所であるわけでシリコンバレーをもってアメリカと考えてしまうと見誤ってしまうことがかなり多い気がしている。

日本やアメリカという国の違いよりも、インターネットのヘビーユーザーとそうでないライトユーザーという違いのほうが、人としての行動をみたときにより近いものがあるわけで、もはや国という区分け自体も意味をなさなくなってきているんじゃないかな、と各国のtwitterユーザーの発言が入り乱れた画面を観ていると感じてくる。

日本人であるかアメリカ人であるかよりも、ブックマークレットを知っているか、知っていないか、RSSを日常的に使っているといったことのほうがネットユーザーとしてどの属性にあるかを知るには重要なわけだから。

梅田氏が残念に思っている日本のウェブに非があるわけではなく、非があるのは梅田氏の好みである日本のアカデミック層が、ネットに対してオープンに活動していなかったり、海外のSNSやブログなどと断絶していることではないかと思うのだが、いかがだろうか。

Friday, June 12, 2009

C-teamと集めてバナ〜ナをチェックして考えてみた。ユーザーによるコンテンツ 作成サービスが成功するには?

古巣のドリコムの株がかなり上がっていたので、何があったのかな?とチェックしてみたところ、ひとつ面白いサービスがリリースされていました。

モバイル広告向けのバナー投稿サイト「集めてバナ〜ナ」

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広告主のお題に応じてユーザーがモバイル端末向けのバナー広告を制作。

制作されたバナー広告を効果測定して最も効果が高かった広告が実際の広告として使用され、報酬も支払われるというサービスです。

類似のサービスとしてはリクルートのC-teamがありますね。

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ドリコムでは買収して吸収合併したジェイケンがユーザーが制作した着メロを配信するサービスで成功を納めていますし、動画の分野ではエニグモのfilmoが好評なようです。

無料試聴!投稿型着メロ/J研

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[filmo] CM、つくってみない? - 動画コンテスト

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こうした流れの延長にある、ユーザーによるバナーの作成サービスもかなり可能性がありそうですね。

ただ、集めバナ〜ナとC-team、そしてfilmoやジェイケンとの間にはひとつ大きな違いがあるのではないかと思っています。

ジェイケンの場合、着メロを作っているユーザーは、その着メロが自分でも欲しい、そしてそれを他のユーザーから評価されるのが嬉しいというのが大きなモチベーションとなっているのだと思います。もちろん報酬も動機の一つの要素ではるのでしょうが、その割合は小さいのではないかと思います。

filmoも報酬が得られることよりも、動画のクリエイターとして評価を得る場としてユーザーが参加しているのではないでしょうか。報酬といっても大賞でようやく5万円。ここで得られる直接的な対価よりも作家としての評価が重要なのだと思います。

そしてC-teamや集めてバナ〜ナ。この2つのサービスも、成功をするためにはユーザーが自分たちのクリエイティビティーを発揮し、評価してもらえる場として認識することが重要なのだと思います。

ですがC-teamでは、会員登録をしないとどのような広告が投稿されているのか一般のユーザーが確認することができません。広告を評価するのでは、あくまでも広告主やクリック率による数字からの評価であり、広く一般ユーザーから直接自分の作品に対してフィードバックをもらうという形にはなっていません。

せっかくクリエイティブが集まってもチェックするのはクリエイター志望の内輪な人ばかり。クリエイターとしてどのように評価されているかという演出よりも、むしろポイント支払いなど報酬面を強くアピールしていることが気になります。

集めてバナ〜ナも、クリエイティブとしての効果を評価するのは人ではなく、あくまでもどの広告が効果が高かったかと計測される数値によって決定される仕組み。

クリエイティブが高いものが結果として入賞する可能性は高いでしょうが、こうした仕組みは投稿するユーザーの評価されたい、他のユーザーに観てもらいたいというモチベーションを満たすには不十分ではないかなと思います。

人はパンのみにて生きるにあらず、ではないですが、広告効果が高いかよりも、ユーザーから投稿された作品と、それを視聴するユーザーとの間でコミュニケーションが成立するのか?という事がサービスの成功には不可欠ではないでしょうか。

ひとことで言えば、「ニコニコ広告」ですね。

別にコメントによる評価がなくても、閲覧数やはてなスターなどのような仕組みでどの広告が人気があるのかユーザーの目にも可視可できればいいわけです。

そうしたコミュニケーション経路の設計が両サービスとも決定的に欠けている気がします。

 

またバナーというコンテンツが、動画や着メロに比べクリエイター魂を刺激する要素が少なそうなところも気になるところ。動画は、動画作家の制作ニーズが取り込めますが、バナーはそれらに比べるとかなり地味になってしまいますからね。

この二つのサービスがどうなるか。サービスを手がけている人たちとも機会があれば、いろいろと話をしてみたいところです。

Tuesday, June 9, 2009

再びニューヨークに

再びニューヨークへとやってきています。今回は労働許可証が発行されるまでの短期滞在。滞在中に、赴任時の家探しをする予定です。

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ニューアーク空港への到着。成田からのNY便は席がガラガラで、エコノミー3列シートを独り占め状態でした。機内でゴッドファーザー3作を全て観ようとしましたが、2作で挫折。

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iPhoneのスローシャッターで撮った(撮れた)ヘンテコ写真。

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今回はチェルシー地区の中心に滞在します。

沼津に行ってtabelogを使ってお寿司を食べるお店を探してきました。

先週はアメリカに来る前に、無料宿泊券があったので沼津に行って来ました。

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西伊豆にはダイビングで一度行ったことがありますが、沼津は今回が初めて。

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沼津港でお寿司を食べるのが目的。お店を探すのにtabelogが重宝しました。

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tabelogで評価が高かったのこちらのお店が、雰囲気も良さそうだったのでこちらでお寿司を食べてきました。

tabelog.comを使って地方でお店を探すのは初めてでしたが、かなり充実してきていますね。

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お寿司とあら汁で3000円弱くらい。あら汁の味が絶品でした。お寿司はカンパチが脂がのっていて美味しかったです。お寿司は地魚中心にしてもよかったかも。

食べログのUIですが、個人的には地図から探すのが中心でなくなったのがちょっと残念(iPhoneアプリは地図から探す形になっていますが)。女性ユーザーは検索のUIよりもディレクトリのUIを好む傾向があるようなので、そのためかも。あとSEO効果がこの形のほうが高いのかな。

tabelog.com

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Thursday, June 4, 2009

日めくり手帳アプリのPokéDiaを期間限定で値下げ中です。

日めくり手帳のiPhoneアプリ、PokéDiaをiPhone3Gリリース後初のWWDCを記念して値下げさせていただいています。

PokéDia - iTunes App Store

通常価格350円ですが、115円に値下げ中です。

今月の14日までの期間限定となります。

ちょっと気になっていたというかた、ぜひこの機会にご購入ください。

iPhone OSのアップグレードにもあわせて次期バージョンのリリースにも励んでいきたいと考えています。