Wednesday, May 30, 2007

目的地があるブログ:世界一周ブログ

会社にインターンできていた学生が、休学をして世界一周旅行に出かけることになりました。

ブログで旅行状況を更新していくようなので楽しみにしています。
既に、予定ルートが公開されていますので、ご紹介。

きびたんの世界一周ブログ
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このようにゴールがあらかじめ明らかになっているブログというのは、読者にとって楽しみなことであり、また改めて見に来たくなるブログだな、と感じました。

あすなろブログでは、日々の気づきを書きとめているのですが、このようなゴールがあらかじめ決めてあるブログも書いてみたいですね。

映画メイキングブログ、旅ブログなど。

そういえば、以前話題になったさきっちょ&はあちゅうの恋の悪あが記というブログは、クリスマスまでに彼氏をつくるというテーマで書かれたブログでした。

さきっちょ&はあちゅうの恋の悪あが記

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スケジュールが明確になっているプロジェクト、夢について、未来のゴールに向かってブログを書いてみる。読者の存在が夢の実現への後押しにもなると思います。ブログを始め、続けていくための良いきっかけかもしれないですね。

Tuesday, May 29, 2007

ブログマーケティング:ブロガーによる記事投稿は、モニター?マーケティン グ?

昨日はPR Board、ワイヤレス会議の最後のミーティングに参加してきました。

ワイヤレス会議
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今回のPR Boardのブログマーケティングにより、COOLPIX S50cというデジカメを約20名のブロガー一か月に渡って紹介してきたのですが、

・総記事数180以上(まだ増加中) 目標値に対して、300%近くの達成
・PV、1ヶ月で214万インプレッション
・ブログパーツのクリック数、9300

という結果でした。

総記事が180って、すごいですね・・・・。

私のあすなろブログの記事も今まで書き続けて、ようやく170を超えたところです。ひとつの商品に対して、これだけの記事の書き込み(しかも内容が濃いものが)得られるケースというのはなかなかないのではないかと思います。

最後のMTGの中で、今回のPR Boardについての良かった点と、改善点などを話しあったのですが、その中で、商品のブログマーケティングで、ブロガーはモニターをするのか?マーケティングをするのか?という面白い指摘がありました。

モニターという観点であれば、商品のネガティブな面を含め、改善点を多く書いていくことになるし、マーケティングという観点では、商品をPRするために、良い点を伝えていく。

そのどちらにあたるのか?というわけです。

なかなか興味深い指摘だと感じました。

今回は、各ブロガーその両方のケースがあったと思いますが、この指摘こそが、ブログマーケティングの魅力とバランス感覚を持つ重要性をよく言いあらわしているのではないかと思います。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX(クールピクス) S50c 720万画素 シルバー
Nikon デジタルカメラ COOLPIX(クールピクス) S50c 720万画素 シルバー


Sunday, May 27, 2007

あなたの家には画面はいくつありますか?

先週、動画って今では、テレビに限らず、本当にどこでも見れるようになったよね、ということを何人かで話していました。

気がついてみると、身の周りには、液晶画面が一昔前と比べて信じられないくらいあふれかえっています。

たとえば、我が家では、
・テレビ1台
・PC用液晶1台
・ノートPC2台
・デジカメ3台
・携帯2台
・ゲーム機(PSP、DS)各1台
合計で、11個の画面があります。
(DSが1台で2つの画面だとすれば、12個ですね。)

この全てが動画再生用に利用できますし、テレビの代替品となりうると考えてみると、ちょっと不思議な気分になりませんか?

実際に、ノートPCや液晶画面では、YouTubeで動画を見ていますし、USBのTVチューナーを接続すれば、テレビもみれます。PSPはすでに、ロケフリで動画をみていますし、デジカメも無線LAN機能を使えば、ロケフリ経由で動画を見ることも技術的には可能なわけです。

携帯に至っては言わずもがな、ですね。

このように身の回りに、液晶画面があふれていっている現状は、メディア全体が変わっていっているという一つのわかりやすい指標かもしれないですね。

ソフトバンクの端末が気になる・・・。

最近、ソフトバンクの端末が二つ、気になっています。

現在発売中のX01HTと、7月末発売予定のX02HT。

X01HT
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X02HT
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スマートフォンであること以上に魅力に感じているのが、無線LAN対応端末であること。

パケット定額に申しむのには、抵抗があったのですが、無線LANが使えれば、自宅で、気兼ねなく身近なネット端末として使えるんですよね。

X01HTはソフトバンクオンラインショップでは、品切れとなっていました。

そうなると、欲しくなってしまうというのが人の常です。

MEDIA SKINのスペシャルカラーEditionの抽選販売に申し込んだので、こちらの抽選が外れたら、購入を検討してみたいと思っています。

MEDIA SKIN
mediaskin.jpg

Thursday, May 24, 2007

書評:デジタルワークスタイルを読んで、実践しています。

徳力さんが書かれたデジタル・ワークスタイル。

デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術
デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術



表紙にさりげなく載っている、(小さなことから革命を起こす仕事術にかけた)フランス革命のアイコンがかわいいですね。

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読んでみたいなと思っていたところ、会社宛にこの本が届いてびっくりましした。
献本を頂きありがたとうございます。

ちょうど仕事を成し遂げる技術を読み返して、適用できることから実践していたところでしたので、自分のワークスタイルを見直すいいきっかけになりました。

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法



頂いてから、だいぶたちましたが、この本を読んでみて、実践してみたことや、今後取り組んでみようと思ったことをご紹介したいと思います。

・メールソフトの受信箱フォルダを空にしておく
 ついつい、受信箱フォルダに何もかめため込んでいたのですが、定期的に空になるようにしたところ、ずいぶんと楽な気持ちになりました。
 Google Mailだと、受信メールのほかにすべてのメールというフォルダがあり、メールをアーカイブした後で、すべてのメールをチェックすればよいというのは目から鱗でした。

・メールチェックの回数を減らす
 これは意識して減らすようにしています。

今後取り組んでみたいこと
提携の挨拶文(名前、いつもお世話になっております云々)は、メールの署名の中に入れてしまう
確かにこれは、かなり効率があがりそうです。
・作業時間の見積もりを作り、記録する
 まだ徹底してできていないので、今後はきちんと取り組んでみたいですね。仕事の質の変化が実感できるようになれば、と考えています。

このような形で、どなたでも意識をし、実践することで、仕事の改善につながるハックが紹介されています。

本書に書かれていたように、もう少し早くから取り組んでいれば良かったな、と思うものも多々あり。

今日の作業時間を少しでも軽減することで、自分のための未来の時間を作りだせるというのは素晴らしいですね。

忙しい方にこそお薦めしたい本です。

Wednesday, May 23, 2007

スーパーアグリのSNS、アグリ場が登場

WEB制作会社のキノトロープがスーパーアグリ F1 TEAMとパートナーシップを結び、SNSを開始するそうです。

スーパーアグリ F1 TEAM アグリ場

aguri.jpg

無料会員登録の受付開始は6月13日から。

なかなか面白い試みだと思います。

SNSはブログよりも密度の高い話題をやりとりするのに向いていると思いますので、安価なSNS製品が増えてきた今、こうしたファンに向けたサービスというのが、増えてきそうですね。

サービスが始まったら、一ファンとして参加してみたいと思います。

Tuesday, May 22, 2007

特大プッチンプリンを買ってみました。

近くのコンビニ(デイリーヤマザキ)にて、異様な限定品を見かけたので思わず買ってみました。

特大プッチンプリンです。
dscn9730.JPG

なんと400gもあります。
通常売っているBigプッチンプリンでも176gですので、2倍以上のデカさ。

撮影をしたデジカメと比べてみるとこんな感じ。

070522_1740~001.jpg

ちょっと食欲がおきず、買ってきたもののまだ食べていません(苦笑)

家族みんなで食べるのにはいいかも。

家に持ってかえって、妻と食べるのを挑戦してみようと思います。

Monday, May 21, 2007

クチコミマーケティングの3つの主な手法。

先日、WOMマーケティング勉強会にいってきました。

WOMマーケティング分科会第一回

その中で、鵜川さんによる講演で、クチコミマーケティングのアプローチ手法が分かりやすくまとめられていたので、ちょっとご紹介したいと思います。(筆者による一部追記があります)

鵜川さんのブログ
ugawa.vox.com.jpg

実際の講演資料はこちらにアップされています。
WebSig24/7 WOMマーケティング分科会の資料公開

主なクチコミマーケティングの手法

・報酬提供
・体験提供
・デジタルコンテンツ提供


●報酬提供
・Pay Per Post
  お金を払って記事を書いてもらう方法
  -商品やサービスについての記事化
  -記事化に対して金銭で報酬
現状:
サービスが激化 PVによってブログを選別、タレントブロガーによる記事化、読者数による格付けなどの差別化が起こっている

代表的なサービス:
pressblog
www.pressblog.jp.jpg
blomotion
blomotion.jp.jpg
メリット
-報酬さえ払えば多くのブロガーにリーチ可能
-確実に一定量の記事を書いてもらえる
-バックリンクなのでSEO効果あり
デメリット
-誰が何を書くかわからない
 -本当に良いと思って書いてくれるとは限らない

・商品プレゼント

  商品を提供するかわりに記事をかいてもらう
  -商品やサービスについての記事化
  -記事化に対してモノで報酬

事例:
Apple Start Macキャンペーン
winners.html.jpg
PR Board
www.prboard.jp2.jpg
(筆者関連記事)
USBワンセグチューナーセグクリップを使ってみました。その1
『ワイヤレスピクチャー会議 sponsored by Nikon』に参加します。

メリット
-商品の体験談を記事にしてもらえる可能性
-超苦節的に新たな顧客を開拓できる可能性
デメリット
-モノを動かすためある程度の制限が発生
-どういうことを書くかは予測できない
課題:有効なブロガーを探す必要がある。選別の判断基準をどうするか?

●体験提供
・ブロガーイベント
 -製品、サービス発表会にブラガーを招待
 -いち早く情報を提供しネタとして使ってもらう
 
事例:
映画の試写会、ブロガー向け発表会
時をかける少女 ブロガー試写会
post_44.php.jpg
(筆者関連記事)
試写会ならぬ試読会-コミックチャージのクチコミマーケティング
コミックチャージの試読会レポート。

メリット
-参加したブロガーの反応を得ることができる
-体験した情報を自分の声で伝えてもらえる
デメリット
-呼べる人数に限界がある(距離の限界も)
-記事に取り上げてもらえるかはわからない
-どういうことを書かれるかはわからない
課題:影響力のある人、ブロガーが提供するサービスのターゲットになりえるのか?例として、オムツのプロモーションをする場合にブロガーを呼ぶことって可能?

●デジタルコンテンツ提供
・バイラルムービー
 CMやPVなどのクリップを配布する方法
 -ブロガーの記事化のほかにYouTubeなどにアップ
 -コンテンツを提供しブロガーが参加(アフィリエイトモデルも)
 見てもらえないと気付かない受動型

事例:
NikeCosplay
9.jpg
約82万回視聴されている
逆転裁判4ムービージェネレーター
sample.html.jpg
逆転裁判をネタにした、パロディー動画がつくれる
 メリット
 -リッチコンテンツを使ってPRを深く訴求
  -テレビCMなどでは無理な動画の配信(表現的に)が可能
 -テレビに比べて媒体費用が安価
 デメリット
 -見てもらえるかどうかはわからない
 -テレビCMと違い何度も見せることが難しい
 効果測定基準をどこにおくか?

・ブログパーツ
  -記事化よりも場所をもらう方法
  -コンテンツを提供しブロガーが参加(アフィリエイトモデルも)
 見てもらえないと気付いてもらえない受動型
 
 事例:
日産キューブブログシール
bs.html.jpg
フジテレビ 番組情報配信
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Flashベースで作るため基本的にはいろいろなことができる
 メリット
 -ブログのサイドバーに設置してもらえる(記事とは違いindexから落ちることがない)
 -ブログパーツ自体を広告媒体として使える
 デメリット
 -初動の告知方法を別途持つ必要
 -設置してもらえるかどうはわからない
課題:期間が終わった場に後に、どのようにパーツを回収するか?


この他に、漢検DSのブログパーツ
配布に関する興味深い話などがいろいろと聞くことができました。また別エントリにて紹介したいと思います。

Sunday, May 20, 2007

Nikon COOLPIX S50cを使ってみて。

モニターをさせて頂いているNikon COOLPIX S50cを使ってみて、3週間程たちました。

Nikon COOLPIX S50c
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今まで、使ってみて感じたとことをここで、書いてみたいと思います。

○気に入ったところ、良かったところ
・デザインがシンプルでいい感じ
 WIFI(無線)機能付きということで、アンテナの突起物があるのですが、その存在を感じさせない+カメラのホールド性を良くするという方向でよくまとまっていると思います。
・3インチ液晶で、スリムでコンパクトなボディ
 個人的には薄いのがいいですね。このくらいだと、スーツやジャケットに入れていても気にならないです。
・無線が意外と便利
 SDカードでデータのアウトプットは十分じゃない?と思っていたのですが、想像以上にこれは便利でした。職場や自宅で無線環境が使える人であれば、無線機能は今後、デジカメを購入するときの検討要素のひとつにしてもいいかもしれないですね。
 現在はPCメール宛にしか送れないので、携帯メール宛にも送れるようになると、もっと楽しさが広がると思うので、ぜひ対応して頂きたいところです。
軽い!
 
バッテリーを除いて、125g。大きめの携帯電話と同じくらいの重さですが、平べったい形状のため、体感ではもう少し軽く感じました。
 以前、COOLPIX 3200を購入したときの決め手になったのが、軽さ、でした。キャノンのIXYにも魅かれたのですが、実際手にしてみると、かなりの重量感に断念。重たいと、ポケットやジャケットに入れていても違和感があったりして、リラックスできないんですよね。コンパクトデジカメは、サイズだけではなく重さも軽量なのが大事だと思います。

○ちょっとイマイチだったところ
・ACアダプタが大きい
 コード類を含めると、デジカメ本体よりも大きく感じるくらい。単三電池が使えるタイプではなく、独自の充電池が必要なので、旅行にはACアダプタも持っていかざるおえないので、ACが大きいのはちょっと萎えます。
 ACアダプタって、どれも電源コードが長いのですが、本当にこれだけ長い必要があるのかな。
 個人的には、長いコードと短いコードが用意されていたり、Apple製品のACのように、ACアダプタに直結された電源プラグが取り外し可能にしてあったりすると嬉しいです。
・カメラの撮影機能
 屋外だと、かなりいい感じ。でも室内だと、特に名刺やドキュメントの撮影をするには、フォーカスがあいづらいことが多く、少しストレスを感じました。
 スキャナーを使う(正確にいえば、部屋に置いておくのが)嫌いなので、デジカメでドキュメントを撮影することでスキャナー代わりに使うことが多いのですが、撮影メニューの中に、プレゼン撮影機能や、ドキュメント撮影機能があると嬉しかったです。(でも、対象としているユーザー層とちょっと違うのかも)

という感じですが、概ね満足しています。やはり、持ち歩けるというのが大事ですね。個人的には海外旅行では一眼を使ったりするのですが、このくらいの大きさでないと、日常的に使うのはちょっとしんどいです。

次は、無線機能を使って感じたことを書いてみたいと思います。
 


Friday, May 18, 2007

PR Board:ワイヤレスピクチャー会議の読者企画が開催されています。

PR Boardの企画でモニターさせて頂いているNikonのコンパクトデジカメ COOLPIX S50c。
このPR Boardで読者向けの企画が始まっています。
内容は、あなたがスタイリッシュだと思うものを写真に撮って送るというもの。
優秀な写真の投稿者3名に、COOLPIX S50cが贈呈されます。
はたして、どんなスタイリッシュな作品がでてくるのか。面白い作品があつまりそうですね。

我こそは!という方、ぜひ参加してみてください。
COOLPIX S50c読者プレゼントはこちらから!

Sunday, May 13, 2007

スーパーアグリ:佐藤琢磨8位入賞!

地上波でF1を見ていたのですが、スーパーアグリの佐藤琢磨がまさかの入賞!

スーパーアグリ公式サイトギャラリーページ
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フジテレビのスタッフ日記:Forza Formula1
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バルセロナテストなどで、スーパーアグリの好調さを予感させる結果が出ていたのですが、まさか入賞できるとは思っていませんでした。

ちょっと見ていて涙がでてきてしまいました。
(こうやって、スポーツで感動したときは、テレビだけだとやっぱり物足りないですね。ニコニコ動画をライブ動画で楽しむというニーズはすごくありそうです。)

チームを立ち上げてから、2年もかからずに世界で勝負できるチームを作り上げる。
すごいことですよね。

ネットの世界はドッグイヤーといわれていますが、1年、2年でこのような大きな成果を出せるように頑張っていきたいと強く思いました。

スーパーアグリチームのみなさん、おめでとうございます!

追記:今回のレースはダウンタウンの浜田さんもレポートされていたのですが、そのときにネタとして作られた浜田大明神が海外のヘラルドブログにアップされています。ブログってやっぱすごいわー。

 A victory for Honda? Ask Hamada-san
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フューチャリスト宣言を読んでいます。

先週発売された梅田望夫と茂木健一郎の対談集。
フューチャリスト宣言
フューチャリスト宣言

読んでいて、すごくワクワクしています。

以下、本書の「はじめに」からの抜粋ですが、
私たちがいまインターネットに託している明るい未来像も、必ずしもそのまま実現されるとは限らない。実際に起こることは、私たちがいま予想できることとは似ても似つかないもおになるかもしれない。いや、きっと異なるものになるだろう。しかし、だからと言って、予想すること、志向すること、そして夢の実現のために疾走することを忘れてはいけない。
未来は予想するものではなく、創りだすものである。そして、未来に明るさを託すということは、すなわち、私たち人間自身を信頼するということである。
先日、ひろゆきさんの動画は金にならないという記事がありましたが(ひろゆきさんの場合は確信犯で言っていますが)、それも現時点では歴然とした事実。

ひろゆき氏、「ウェブ動画がビジネスになる日は遠い」
その現実的な視点と、フューチャリスト宣言にあるような前向きな楽観主義をバランスよく持ちたいですね。
まだ、1/3ほどしか読んでいないですが、かなりいい感じです。

Saturday, May 12, 2007

ブラックベリーはなぜアメリカでヒットしたか? その2

前記事:
ブラックベリーはなぜアメリカでヒットしたか? その1
の続きです。

ブラックベリーがアメリカでヒットした理由として、移動中や空港などで出張の際にメールが確認できるという要素が大きいと感じています。

メールチェックを行うのであれば、別にキーボード端末でなくてもいいのですが、日本での携帯メールが普及した時期に、海外では音声端末がまだ主力であり、(あっても多くがSMSに対応したものであり)携帯メールがつかえる携帯端末の普及が遅れていました。

結果として、親指での携帯メール文化が、日本に比べて普及が送れ、若者の間に限定的にSMS文化として普及しました。

そんな中、キーボード付で、デフォルトで(リモートメールのようなサービスに追加契約しなくても)Eメールがつかえる端末は、操作も分かりやすくオヤジ世代、ビジネスユーザーに普及。

QWERTYタイプができるキーボードと、すぐにEメールやPCと連携できるという使い勝手の良さが、多くのユーザーに受けいられたわけです。

アメリカは、広いので国内出張の場合はほぼ飛行機を利用することになりますし、近場の移動でもニューヨークなどごく一部の地域をのぞいては、車を使って、それなりの時間を移動することになります。移動時間中にメールが全く確認できないと、長時間ビジネスに支障をきたす訳です。

空港では無線LANが使える場所もありますが、限定的な上、荷物を抱えた状態でパソコンを操作するのは非常に不便です。そういった場所でも手軽に、確実にメールがチェックできるブラックベリーが重宝されたはずです。

もし、この端末が、携帯電波の環境を意識することなく、日本でもそのまま使えたとしたら、iPodのように日本市場も席捲していたかもしれないですね。

アメリカ市場と、日本市場の特性は違うので果たしてブラックベリーがそのまま日本でも使えたからといって日本でヒットしたかどうかは分りませんが、ビジネスマンのニーズに徹したシンプルな製品ということが、市場の大きな支持を受け、Windows Mobile対応端末が多く登場している現在でも、シェアを保っている理由なのではないかと思います。

ブラックベリーはなぜアメリカでヒットしたか? その1

一昨日まで、海外で人気の高いビジネス向けスマートフォン、ブラックベリー(BlackBerry)のイベント「Wireless Enterprise Symposium 2007」が米国フロリダ州オーランドで開催されていました。

Wireless Enterprise Symposium 2007
www.wirelessenterprisesymposium.com.jpg
参考記事:
【WES 2007】米国で業務用携帯「ブラックベリー」のイベント開催,3000人以上が参加

ブラックベリーを日本で目にする機会はありませんが、海外から日本に出張されてくる方がほとんどお持ちであったり、アメリカで空港に到着をすると、機内でブラックベリーを手にする人が多いのをご覧になっている方も多いのではないでしょうか。

ブラックベリーは、現在日本ではドコモが法人向けに提供しています。

NTT DoCoMo:BlackBerry 8707hとは
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ケータイ用語の基礎知識:Black Berryとは

音声通話や携帯メールの他に、PC向けホームページの参照やPCメールの送受信等が出来るスマートフォンです。

WILLCOMの端末や、フルブラウザが当たり前になってきた日本ではあまり新鮮みがないかもしれませんが、発売された当初は、i-modeや他キャリアでの日本での携帯インターネットサービスがクローズドなものであったのに対し、当初からEメールやパソコンとの連携が意図されていたのは、ビジネスマンのニーズをうまくとらえていたと思います。

法人向けということもあって、利用にあたっては別途BlackBerry ネットワークサービスの契約が必要であり残念ながら、日本では個人で使うのはかなりハードルが高いといえます。

以前、社内でなぜブラックベリーがアメリカで人気になったのかを議論したことがありましたので、その時に考えてみたことを次のエントリーでご紹介したいと思います。

Thursday, May 10, 2007

ちょっと映っていたみたいです:NHKクローズアップ現代「“カリスマ”続々登 場!ブログ新時代」

GW中は、本を読むことや、部屋の仕事環境を確立するために片付けでバタバタとしており、すっかり失念していたのですが、先日放送されたNHKクローズアップ現代「“カリスマ”続々登場!ブログ新時代」に、私も少し映っていたようです。

下記の忘却防止さんのブログで内容が分かりやすく紹介されています。

参考記事:
忘却防止:NHK クローズアップ現代『“カリスマ”続々登場!ブログ新時代』 を観ました
ガ島通信:NHKクローズアップ現代で紹介されました

先日、知人の方からNHKで見たよ、と連絡を頂いて初めて知りました。
再放送の予定もないので、見逃してしまった・・・とショックだったのですが、幸い以前の職場での先輩が録画して頂いていました。感謝。

ありがとうございます!

このブログでも紹介させて頂いたOBIIの合宿での模様が紹介されているようですが、見てみるのが楽しみです。

佐々木俊尚さんがどのようなお話をされているのか、また米国での事例がどのように紹介されているのかが、気になっています。

関連過去記事:
第二回OBII合宿スタート
第二回イノベーション合宿二日目。
第二回イノベーション合宿、デジパ賞を頂きました。

ペパボ家入さんの本:「こんな僕でも社長になれた」を読みました。

遅ればせながら、paperboy & co.の社長、家入さんの本を読みました。

こんな僕でも社長になれた
こんな僕でも社長になれた



書籍名で検索してみたら、キャンペーンページが。デザインも良くできていますし、さすがですね。このページにあるリンクからYahoo!ブックスにとんで立ち読みをすることもできます。

こんな僕でも社長になれた(オフィシャルページ)
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こんな僕でも社長になれた(立ち読み)

あまり、家入さんのことを良く知らなかったのですが、これを読んで、ただただ感動・・・。

ITmediaで話題になった記事ひきこもりからIT社長に “paperboy”の軌跡は以前に読んだことがあったのですが、想像を絶する家入さんの体験と、本から伝わってくる苦労と試練にただただ圧倒されました。

ちょっと勇気が欲しくなったときに、お薦めの一冊です。

ちょっと魂が揺さぶられますよ。

Tuesday, May 8, 2007

仕事を成し遂げる技術を実践する。

以前、このブログでも紹介した、仕事を成し遂げる技術。

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法



過去記事:プロジェクトを管理する

半年前に読んだものの、まだ実践ができていなかったのと、仕事の生産性がなかなかあがらず、増田さんが書かれているような乱雑なデスク状態が、家庭でも職場でも起こっていたので、GW中に思い切って、本に書かれていることを実行することにしました。

まず、行ったことは、たまっている書類を処分。処分できないものは、
・次の行動が必要なもの
・待ち状態のもの
・参考資料
・いつか/もしかしたら と考えているもの
・保管資料
に分けました。

これを分けただけでも、かなりすっきり。

また、メモやEメールのフォルダーも上記の区分を仕事/私用別につくり、その中に整理してみました。

やらなければいけないことと、いつかやりたいと思っていることなどをごちゃまぜにしていたことが、混乱の元だったんですね。

さらに、書類に関しては、同じ区分のものは、A4のクリアフォルダーに入れるようにしました。

書類は裸ではおかずに、使用中のものも、とっておくものも、すべて必ずクリアフォルダーに入れるようにしました。これだけでも、文書の整理と取り回しがとてもよくなり、すっきりとした環境を保てるようになりました。

プリントした紙を2枚、机に放置しておいただけでも、机を整理するときには、両方の紙をチェックして、同じ区分の資料であることを無意識に確認していたわけなのですが、あらかじめ同種の書類をクリアフォルダーに入れ、ひとつのクリアフォルダーに異なる資料を混合させないということを徹底することで、書類の管理がとても楽になりました。

そのためには、あらかじめクリアフォルダーを大量に購入しておくことが必要ですね。幸い、自宅にも職場にも、使いまわしていたクリアフォルダーが大量に余っていたので、それだけで手持ちの資料をすべて整理することが出来ました。

そして次にヤフオクで中古のテプラを購入。

今週はこれを使って、さらにクリアフォルダーにラベルを貼ったりして、整理された状態を維持できるようにしたいと思っています。

3か月後でも、この状態がキープできてれいば成功ですが、どうなるでしょうかね。

Sunday, May 6, 2007

川原湯温泉に行ってきました。

今年のGWは、とにかく溜まっていた本を読むことにしていました。

とはいえ、ずっと家にいるのももったいないので、車を使わずに気軽に行ける温泉を求めて、群馬の川原湯温泉に行ってきました。

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以前、車で草津に行く途中で立ち寄ったことがあったのですが、数年後にダムの底に沈んでしまうそうなので、この機会に。(この写真に写っている場所は全て、水の底になるわけです。)

なかなかいい場所でした。

電車で東京から、3時間弱で行けるのはいいですね。

帰りの電車では、ゆっくり風景を眺めながら、新書を一冊読み終えることができました。

今日から、また普通の仕事のリズムに戻ります。

Thursday, May 3, 2007

COOLPIX S50C:開発合宿で大活躍

今回の開発合宿では、『ワイヤレスピクチャー会議 sponsored by Nikon』でモニターをさせて頂くCOOLPIX S50Cを持っていったのですが、こちらが大活躍でした。

ワイヤレスピクチャー会議 sponsored by Nikon
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無線LANが入る温泉宿の会議室で合宿を行ったのですが、
・撮った写真をすぐに無線LANでwebメール、webアルバム宛に送信し、すぐに部ログを更新
・SDカードの抜き差しがないため、Picassaを起動したり、カードを抜き差ししたりする手間が減る
といった便利さをすぐに実感することができました。

意外と、Picassaを起動したり、カードを抜き差しするというのがストレスに感じるものですね。今回は、自分に対して、その場のPCに転送するという使い方だったのですが、

・無線LANを設置した自宅で、子供の写真を撮り、すぐにデジカメから離れてくらす両親宛に写真をその場で送る
・取材中のイベント会場の様子を現場から無線でアップ。会社に残っているスタッフがすぐにその場で写真をWEBページに更新。撮影スタッフは、撮影に専念できる

などなど、様々なシチュエーションでとても便利に使えそうです。

たとえば、幼稚園や保育園で、保育士の方が写真を撮って、両親だけがアクセスできるウェブアルバムに無線でアップする、なんていう利用例もでてきそう。

FONを無線LANのアクセスポイントとして認識できますので、FONを使っている人は、さらに街角などで楽しい使い方ができそうです。

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(箱根湯元でバス待ちの間に撮影)

pic02.jpg
(開発合宿は食事も大事ですね。)

第二回イノベーション合宿、デジパ賞を頂きました。

先日、参加したOBIIの第二回イノベーション合宿。

関連記事:
第二回OBII合宿スタート
第二回イノベーション合宿二日目

私の参加したチームでは、不動産CGMの企画を考え、見事デジパ賞を頂くことができました。

合宿終了 デジパ賞は「不動産系サービス」

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賞をいただいたデジパさんについてはよく知らなかったのですが、ブロガー向けの無料プロフィールページ作成サービスiddyを提供されている会社でした。

iddy
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自分の複数のブログのエントリをまとめて表示したり、ブックマークサービスや、写真共有サービスの情報をまとめて1ページに表示させることができます。

筆者のiddyのプロフィールページ
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デザインがよくできているのも魅力ですね。

複数のブログを書かれている方や、いろいろなサービスを使っていて、大橋さんが書かれているように「役に立ちそうなWebツールが多すぎる…」と感じている方は、これを使って、自分の使っているサービスの情報をまとめて表示させるとスッキリするかもしれません。

Wednesday, May 2, 2007

ぼくこよ:マイクロフォーマットを意識させないサービス

CNET読者ブログからの転載です。 

先日、弊社からぼくこよというイベントのリマインダーサービスをリリースしました。

ぼくこよ

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予定を登録したら、当日や前日にメールでお知らせしてくれるほか、ワンクリックで、Google Calendarに登録したり、ユーザー間でイベント情報を簡単に共有することができます。

またイベント情報の配信にマイクロフォーマットを利用しており、併せて開発したマイクロフォーマット専用pingサーバを使った第一弾のサービスです。

マイクロフォーマット参考記事:
マイクロフォーマット=Web2.0の真打ちとなるか?

とはいえ、マイクロフォーマットありきでサービスを展開するのではなく、できるだけユーザーにシンプルにサービスを提供し、マイクロフォーマットを意識させずに、その利便性を実感してもらえるように考えてあります。

どのようにして、技術を意識させずに、ユーザーに自然にサービスを利用してもらえるかにつちて取り組んでみたサービスですが、このようなアプローチのサービスがどんどんと増えることで、自然とマイクロフォーマットが普及していけば嬉しいですね。